昨年の「Titan 2」に続いてUnihertzからQWERTYキー付きスマホ
小型になって、ディスプレーも進化 さらに使える1台に
昨年の「Titan 2」に続いて、Unihertzから発表されたQWERTYキー付きスマホの「Titan 2 Elite」。正方形に近いディスプレーを搭載するスタイルは継続しつつ、横幅75mm、重量163gと大幅に小型化。この手の端末はサブ機として使う人が多いことを考えると、うれしい進化と言える。
本体サイズ以外にどのような変化が生じたか、使い勝手はどう変わったかを詳しく見ていきたい。
まずは前提となるクラウドファンディングの状況。Kickstarter(https://www.kickstarter.com/projects/jellyphone/titan-2-elite-the-5g-keyboard-phone-youve-been-waiting-for)では、5月13日(水)21時までの募集で、現在も受付中のプランは3100香港ドル(約6万2000円)。端末は6月に到着予定(後述するProモデルは約7万6000円、10月到着)となっている。
さて、そのTitan 2 Elite。前モデルの「Titan 2」とはサイズも重量も大きく異なることから(Titan 2の横幅は88.7mm、重量235g)、まったく別種の端末と考えていい。その前の「Titan」がさらなる巨大モデル(300gオーバー!)だっただけに、Titan 2でも「普通のスマホ」になったと思ったのだが、今ではそれも過去の話になった感がある。
肝心のキーボードは固すぎず打ち応えもあり
キー配列は従来のUnihertz端末から大きく変化した
そして肝心のキーボード。ここ最近のUnihertzのQWERTYキー付きスマホ(Titan 2やTitan Slimなど)は「打ち応えあり」……というか「かなり固い」印象だった。もちろん打ち応えがないよりはずっといいのだが、長文を打っていると少々疲れる感じがあったのも確か。しかし、Titan 2 Eliteは程よい固さになっている。個人的には「改善」と言える変更だ。
キー配列についても大きな変更が施されている。過去のUnihertz端末は最下段の「V」と「B」の間にスペースキー、右下隅にEnterキー、操作系キーは最上段というやや特殊な配列だった。
一方、Titan 2 Eliteは最下段に操作系キーを集めて、その中央にスペースキー、Shiftキーが右下隅、その上にEnterキーとなっている。この配列はPCに近い……というより、BlackBerryに近いものになったと言える。
ただ、従来のUnihertz端末に慣れてしまっていると、右下隅がEnterではなく、Shiftというのはやや違和感が生じる可能性がある。日本語入力では頻用するEnterキーだけに慣れが必要かもしれない(操作系キーの大半はユーザーによる変更が可能だが、Enterキーは不可)。
入力プログラムの「Kika Keyboard」については、引き続き意見が分かれるところだが、Shiftキーで入力文字種が変わる点を除けば、日本語入力のひととおりの操作は可能で普通に便利に使える。
キーボード上ではタッチパッド風の操作も可能。上下のスライドでスクロールしたり、キーボードを軽くダブルタップすると「カーソルアシスタント」モードがオンになって、キーボード上の上下左右スライドでカーソルを移動できるようになる
120Hz対応の有機EL搭載で「イマドキのスマホ」に
処理性能は普段使いには十分以上
キーボード以外の進化点では、まずはディスプレー。4.03型ディスプレーは120Hz対応の有機ELを採用しており、表示は鮮やか&滑らかで「イマドキのスマホ」度がアップ。気持ちよく操作できる。最大輝度がそこまで高くないのか、直射日光下での操作はやや厳しかったが、それは少々ぜいたくな話だろう。
SoCは標準モデルではDimensity 7400を搭載。画面解像度がそこまで高くなく、12GBメモリーを搭載していることもあり、多くのアプリが快適に動作した。普段使いで不満が生じることはまずないだろう。
ちなみにカメラは5000万画素+望遠5000万画素の組み合わせとスペックはなかなかだが、大きな期待を持たない方がいいのはこれまでと同様。標準モデルでは、メインカメラがOIS付きではないので手ぶれに常に注意が必要だし、望遠撮影ではノイズがかなり目立っており、「メモを残すには役立つ」というレベルだろう。
なお、10月到着のProモデルは、SoCがDimensity 8400に、ストレージが512GB、メインカメラにOISが付くのが違いとなっている。
サブ端末としてピッタリな存在に
QWERTYキー付きスマホが好き、もしくは大好きなら買い!
カメラ性能や画面の小ささなど、Titan 2 Eliteの1台ですべてをこなそうとするにはやや無理があるかもしれないが、小型化されたことに加え、処理性能やディスプレーも不満がない内容で、サブ端末としてはピッタリな存在になったように思った。
Kickstarterでの現在の価格は約6万2000円、これを実際に試さないまま衝動買いできるかどうかは、人によって判断が分かれそうだ。それでもQWERTYキー付きスマホが好き、もしくは大好きというなら、チャレンジする価値はある製品になっていると感じられた。
| Unihertz「Titan 2 Elite」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 4.03型有機EL(120Hz対応) |
| 画面解像度 | 1080×1200 |
| サイズ | 75×117.8×10.4mm |
| 重量 | 163g |
| CPU | MediaTek Dimensity 7400 (ProはDimensity 8400) |
| 内蔵メモリー | 12GB |
| 内蔵ストレージ | 256GB(Proは512GB) |
| 外部ストレージ | microSD対応 |
| OS | Android 16(20までサポート予定) |
| 対応バンド | 5G NR:n1/2/3/5/7/8/12/13 /20/25/26/28/34/38/39 /40/41/48/66/71/77/78 4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13 /17/18/19/20/25/26/28/66/71 /34/38/39/40/41/42/48 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
| 無線LAN | Wi-Fi 6 |
| カメラ画素数 | 5000万画素 +5000万画素(望遠) イン:3200万画素 |
| バッテリー容量 | 4050mAh(33W対応) |
| ワイヤレス充電 | × |
| FeliCa/NFC | ×/○ |
| 防水/防塵 | ―― |
| 生体認証 | 側面指紋+顔認証 |
| SIM形状 | nanoSIM×2(nanoSIM+eSIM) |
| USB端子 | Type-C |
| イヤホン端子 | × |
| カラバリ | ブラック、オレンジ |
※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。













































