●「eSIM」への期待
個人的には期待しているのがeSIMだ。
楽天モバイルではオリジナルスマホ「Rakuten mini」において、eSIMを採用してきた。SIMカードスロットはなく、オンラインでSIM情報を書き込んだり、抜いたりすることが可能だ。
実際に筆者はRakuten miniに、普段、アメリカで契約しているGoogle Fiの回線を、eSIMで契約情報を書き込むことに成功した。eSIMであれば、1台のスマホに複数回線、契約情報を書き込み、切り替えて使うと言ったことが可能になる。
最近ネットでは、Rakuten miniに書き込まれたeSIM情報を、オンライン経由でiPhoneのeSIMとして書き込むことに成功したという報告も上がっている。
最近のiPhoneはSIMカードスロットに加えて、eSIMに対応。日本ではIIJmioなどの回線を書き込むことが可能となっている。
SIMロックが解除されたiPhoneである必要があるが、iPhoneの「副回線」として、楽天モバイルの回線を活用するというのも悪くないだろう。