ライカの特徴を上手く取り込んだボディが
ファンにはうれしい
さてそのライカの特徴のひとつは、カメラ本体の両端のアールだ。そしてもうひとつの特徴はカメラ本体やレンズの回転部分に滑り止めの目的で彫り込まれた、“平目ローレット加工”だ。Leitz Phone 1はこの2つのレガシーなライカの外観的特徴を上手く取り込んでいるところが、うれしい。
Leitz Phone 1の光学的な一番の特徴は、高級コンデジに採用されている大型の1インチセンサー(2020万画素)をスマホに初搭載したことだ。そして二番目は大型センサーを生かすF値1.9の明るいASPH(アスフェリカル=非球面)高級レンズの採用だ。この2つのコンビネーションで、ライカらしいダイナミックレンジの広い撮影を実現している。