自他ともに認める超ミーハーの筆者は、シャープとライカが協業したという噂の「Leitz Phone 1」(ライツフォン ワン)を、発売日に衝動買いした。話題の中心は、シャープがライカの監修のもとで製作したというカメラと専用アプリだ。販売はソフトバンクの独占らしい。
筆者は、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店頭で、販売価格18万7920円を一括購入での割引付き(2万2000円引き)の16万5920円で手に入れた。いつもの秋葉原ならあちこち寄り道をしてゆっくりと帰るのだが、この日は早く開封したくて一直線で自宅に戻った。
ソフトバンクの白い梱包箱から取り出すと、Leitz Phone 1は想定通り、お約束の丸い赤いアクセントの付いた黒箱だった。本体を取り出しても赤と黒。ThinkPadや長年のLeicaカメラ好きにも好感度は高いだろう。
実は今回、筆者がLeitz Phone 1を購入した最大の理由は、スマホにあるまじき標準同梱品の変態“レンズキャップ”の存在だった。
ほかの同梱品には、筆者が“シリコンパンツ”と呼んでいる黒いシリコン素材のタイトなスマホカバーと、データ移行用のType-AーType-C変換アダプターが付属する。後者のアダプターは、筆者個人的には使うあてのないありがたみのよく分からない代物だ。
シリコンケースはチリやホコリがくっつきにくい素材で、高価なLeitz Phone 1本体を守ってくれる、ありがたい存在だ。しかし同時に、Leitz Phone 1のライカらしい外観的特徴を隠してしまうことになり、少し残念だ。もちろん装着することで、写真撮影時のグリップ感は圧倒的に安定する。