T教授の「戦略的衝動買い」

Leicaロゴのレンズキャップに惹かれてLeitz Phone 1を衝動買い (6/8)

文●T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

2021年07月29日 12時00分

接近してフードを撮影すると“近すぎ!”って怒られることが多い。少し引いて戻すと撮影できる。ギリギリ15〜20cmくらいなら大丈夫なことが多い。今回はLeitz Phone 1に似合う高級グルメがなくて残念だ

プロ級の先生方が仰せの“フード系の撮影がイマイチ……”に納得だが
粘っこい雰囲気と背景ボケのフード写真はなかなかライカ

 Leitz Phone 1の発表会の時にはカメラ機能はまだ動作していなかったようだが、最近はLeitz Phone 1のテスト機の貸し出しが始まったのか、筆者のように既に手に入れた人がいるのか、ネット上には多くの先人プロの撮影写真が登場してきている。

 筆者の気になったのは先人のプロ級の先生方が、仰せの“フード系の撮影がイマイチ……”というのを何度か目にしたことだ。実際にやってみると仰せのことが感覚的にはよく分かる。要は近景はシャキシャキとスピーディに撮影が進まないのだ。

Leitz Phone 1(オリジナルサイズ画像)

 一番嫌なのはクローズアップで撮りたい食べ物に近づくと、必ず画面に登場する“もう少し離れて撮影してください”というシステムメッセージだ。しかし実際に何度も撮影してみると最短撮影距離は感覚的には15cmくらい。これより近いと確実に注意される。

Leitz Phone 1(オリジナルサイズ画像)

Leitz Phone 1(オリジナルサイズ画像)

 いい加減な筆者は、怒られたら一度少し離れて2.0x(48mm)で撮影するか、時間はかかるが徐々に再度15cmギリギリまでジリジリと寄って1.0x(24mm)で撮影することで個人的には満足している。今回は、Leitz Phone 1に大金を注ぎ込んでにわか貧乏になってしまったので、B級グルメばかりで高級スマホの写真の素材としては恐縮レベルだ。しかし油絵のように、粘っこい雰囲気と背景ボケのフード写真はなかなかライカしてる。

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