povo2.0を運営するKDDI Digital Lifeがサービス説明会を開催。新トッピングの発表とともに現在のサービス状況を説明した。
povo2.0をデュアルSIMのサブ回線として利用しているユーザーが増加していることに触れるとともに、メイン回線が特定の2社のユーザーはその回線品質に「超不満足」なのではないかと、自社調査に基づく分析を紹介した。
povo2.0をサブ回線として使っているユーザーに、メイン回線への満足度を調査。KDDIともう1社の満足度は高いが、残りの2社の満足度とは大差がついている。社名は特定していないが、ドコモと楽天であることは容易に推測できる
デュアルSIM、SIMロック禁止、eSIMの普及と環境変化
順調に契約者数を伸ばしているpovo2.0
2021年に、「基本料0円」「必要な通信量はトッピングとして購入」「au回線と同等の高品質」という、これまでの国内キャリアにはなかった形でサービスを開始したpovo2.0。開始から5年弱、iPhoneを始めとする大半のスマホでのデュアルSIM対応、SIMロック原則禁止、eSIMの普及といったモバイル市場環境の変化の中で、順調に契約者数を伸ばしている。
その過程で「メイン回線」としてpovo2.0を使うユーザーも増えてきたが、同時に「災害や通信障害時の備え」「メインで利用している回線がつながりにくいから」といったことを理由として、デュアルSIMのサブ回線として使っているユーザーも急速に増加しているという。
povo2.0を「サブ回線」としているユーザーも増加中
特定2社が「メイン回線」の人はその回線に「不満足」?
そのpovo2.0を「サブ回線」として使っているユーザーに対する調査結果が紹介された。約8割が「メイン回線」としてKDDI以外の3社を使っている。その「メイン回線」への満足度調査をしたところ、KDDIと「A社」については90%前後の満足度となっているのに対し、もう2社である「B社」と「C社」では44.4%、38.6%と大きく差がついている。この自社調査による結果について、KDDI Digital Life代表取締役社長の濱田達弥氏は「超不満足なのかなと思っている」と評価した。
また、この2社については「屋内や地下でつながりにくい」「電車やバスの中でつながりにくい」という不満を持つユーザーの割合についても、高い数値となっている。
濱田氏は「A社」「B社」「C社」について特定の会社を示したわけではないとするが、A社のグラフがグレー、またネット上などでの通信品質への評価から、B社/C社がドコモ/楽天と推測できる。いずれにしても、今使っている回線の通信品質に不満を持つユーザーに対して、評価が高いau回線を手軽に利用できる手段として、「povo2.0」があることをあらためてアピールした形だ。
新規契約者は10日間使い放題で通信品質を確認可能
「ahamo大盛り」を意識したような1年間有効なトッピングも
今後povo2.0の契約を検討しているユーザーに対する、新たなキャンペーン(6月19日開始)、トッピング(7月1日開始)も発表している。
まずは新規契約者に対する「データ使い放題(24時間)」の10回分のプレゼント。MNPだけでなく、通常の新規契約も対象にしているのがポイントで、サブ回線として契約した人に対しても、最初にまずガッツリ使ってもらうことで、その通信品質の良さを体感してもらおうというわけだ。
また、新規トッピングとして、「1.32TB(365日間)」(3万9240円)、「【サブスク】データ追加0.5GB/月」(月600円)も追加。
「1.32TB(365日間)」は、1年分を先払いすることで、1ヵ月あたり110GBが3270円。同じく月110GBで4950円の「ahamo大盛り」を意識したと思われる内容だ。もう1つの「【サブスク】データ追加0.5GB/月」は月額制サービスで、「もしもの備え」のサブ回線として持っておきたい人向けと言える。
高評価のau回線を基盤に持ちつつ、機動力のあるサービス内容で他キャリアのユーザーに積極攻勢をかけるpovo2.0。引き続き注目が集まりそうだ。





















