オウガジャパンから17日に発売される「OPPO Reno16 5G」はミドルハイクラスのスマートフォンだ。同社がこれまで投入してきた「Reno」シリーズとは異なり、高性能カメラを搭載した上位機種であり、同社が販売中の「Find X9 Ultra」と「Reno15 A」の間を埋める製品となる。今回はカメラ機能を中心にしたクイックレビューをお届けする。
なお、価格はOPPOオンラインストアで8万9800円。
小型サイズの高性能カメラモデル
OPPO Reno16 5GはチップセットにクアルコムのSnapdragon 7 Gen 4を搭載する。メモリーとストレージの構成は8GB+256GBの1モデルだけで、本体カラーは上質な色合いのポップホワイトと、落ち着いた雰囲気のトワイライトパープルの2色となる。ディスプレーは6.3型(2640×1216ドット)のAMOLEDで極細ベゼルを採用している。
カメラは広角5000万画素、超広角5000万画素、望遠5000万画素を搭載。ちなみにフロントカメラも5000万画素であり、どのカメラも同じ高画素という贅沢な仕様となっている。ポップホワイトモデルの背面は、ガラスの下に惑星をイメージしたテクスチャが施されている3D仕上げで、見る角度によって模様が見えるという凝った仕上げだ。
本体サイズは高さ151×幅72mm。厚みと重量はカラーで異なり、ポップホワイトは約8.4mmで193g。トワイライトパープルは8.2mmで182gだ。小振りなボディーサイズに200gを切る重量は、手のひらが小さい人でも楽に取り回しできそうだ。バッテリーは6700mAhで80WのOPPO SUPERVOOCまたは55WのPPSに対応し、充電時間も高速である。
本体の形状はエッジを立てた最近主流のデザインだ。本体右側面には電源ボタンとボリュームボタンというオーソドックスな配列。一方、左側面にはRenoシリーズとして初のSnap Keyを搭載した。Findシリーズが搭載しているこのボタンは、AI機能やカメラなど、プリセットされた特定の機能をワンタッチで呼び出すショートカットボタンとして使える。
ColorOS 16でAI機能を強化
OSはAndroid 16をベースにしたColorOS 16を搭載。画面のスクロールなどグラフィックの動きを軽快にすることで、操作性をより快適にしている。アプリドロワーではアルファベット順とカテゴリ別のアイコン配列を切り替えて表示可能だ。
プリインストールアプリはOPPO独自機能のアプリのほか、ゲームなども追加されている。一方、日本独自機能であるおサイフケータイ(FeliCa)の採用は見送られた。
OPPO独自のAI機能も多数組み込まれているほか、アップル製品との互換性を高めAirDropや画面共有に対応している。ベンチマークの測定では、Geekbench 6でシングルコア1269、マルチコア4047と良好な結果を見せた。
全体のパフォーマンスは画像の生成AI操作で多少の処理時間を要することもあったが、ウェブ閲覧やSNS、動画視聴といった日常的な操作は軽快だった。
AI機能はグーグルのGeminiが使用できる以外に、OPPO独自の機能が多く搭載されている。写真の効果的な演出から情報の整理、翻訳、書類処理までをAIが支援する。その中でも、AI Mind SpaceはOPPOのほかのスマートフォンにも搭載されている「AI情報整理アプリ」であり、スクリーンショットからその内容をAIが要約、分類、タグ付けすることで後から情報を縦横断して検索できる。
さらにAI Mind PilotはGemini、Perplexity、ChatGPTを同時に比較利用可能。AI Mind Spaceに蓄積した情報も活用できる。AI Mind SpaceはSnap Keyからワンタッチでの呼び出しも可能だ。
一方でゲーミング用途向けのアプリ「ゲームアシスタント」もプリインストールされている。起動すると内蔵されているゲームだけが並んだホーム画面となり、OPPO Reno16 5Gをゲーム機として活用できる。マイパフォーマンスメニューでは全体の性能を3段階からワンタッチで切り替えたり、画面タップなどの個別のパラメーターの調整も可能だ。
ハイエンド級のゲーム体験を最優先するならFindシリーズに分がある一方、OPPO Reno16 5Gは性能設定を使い分けることで、日常的なゲームプレイを十分快適に楽しめる。




































