ハイエンドスマホに匹敵するカメラ
OPPO Reno16 5Gの背面カメラは、広角、超広角、望遠のすべてに約5000万画素センサーを採用する。F値は広角がF1.8、超広角がF2.0、望遠がF2.8で、広角と望遠は2軸OIS(電子手振れ補正)にも対応。画角を問わず高解像度で撮影できる構成が特徴だ。
デザイン面ではOPPO Reno15 Aはカメラバンプに筆記体風の「Reno」ロゴを配し、やわらかく上品な印象を演出していた。一方、OPPO Reno16 5Gではこのロゴを省略し、よりミニマルなデザインへと改めている。
カメラアプリのUIは上位モデルのFindシリーズにも通じるデザインだ。写真では0.6倍から7倍までの倍率が並び、数字部分の長押しで最大120倍までのデジタル望遠に対応。画面右上の六点アイコンをタップするとクイック設定が表示される。カメラ性能が高いモデルということもあり、設定から標準で表示される焦点距離の変更も可能だ。
動画は最大4K 60fpsに対応する。その他のモードは5000万画素撮影の「高解像度」モードなどを備える。Findシリーズとは異なりハッセルブラッドとの提携はしていないので、「XPAN」などのモードは非搭載だ。写真に入れられる透かし(ウオーターマーク)は凝ったデザインのものも多い。
以下は実際にOPPO Reno16 5Gで撮影した作例。通常はピクセルビニングで1200万画素で保存される。なお、望遠の倍率は24mm換算値だ。
OPPO Reno16 5Gの最大デジタルズーム倍率は120倍である。OPPOの上位モデル、OPPO Find X9 Ultraは120倍でもAI処理によって実用的な写真を撮影できる。では、OPPO Reno16 5Gの望遠性能はどこまで通用するだろうか。まずは光学3.5倍での撮影を見ていこう。
続いて、タワー上部を120倍ズームで撮影した。AI処理によって輪郭は比較的シャープに整えられているが、細部では情報量の乏しい部分も見られる。これは望遠カメラのセンサーサイズや解像力、チップセットの画像処理性能による限界と考えられる。
ただし、SNSへの投稿や記録用途であれば、120倍という超望遠域でも被写体を確認できる程度の画質は確保している。
ポートレートモードには、人物の表情や肌の印象を演出できる多彩なフィルターを用意する。ソフトウェア上でF値を調整すれば、背景のぼかし具合も好みに合わせて細かく変えられる。
OPPO Reno16 5Gを1日使って撮影を試したところ、広角だけでなく超広角や望遠にも5000万画素センサーを搭載しているため、画角を切り替えても色味や描写の傾向が大きく変わらない。あらゆる画角で、安定した撮影を楽しめた。
特に暗所や明暗差の大きい場面でも破綻しにくく、日常的な撮影から旅行まで幅広く活用できる、実用性の高いカメラに仕上がっていると感じた。
夜景の撮影結果もハイエンドモデルかと思えるくらい、良好だ。
【まとめ】カメラにフォーカスした良コスパモデル
OPPO Reno16 5Gは広角、超広角、3.5倍望遠に加えフロントカメラまで5000万画素でそろえた、カメラフォーカスのスマートフォンだ。6700mAhの大容量バッテリーを小型ボディーへ収めており、1日の使用にも十分耐えうるだろう。
処理性能やおサイフケータイを考えれば他モデルの選択肢もあるだろうがが、持ちやすいサイズで多彩な撮影と長時間利用を両立させたいユーザーにとって、魅力の大きい一台と言えるだろう。










































