荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”

マイクロフォーサーズか、1型600mmか。不審者にならずに猫の自然な姿を撮るための最強機材 (1/2)

文●荻窪 圭/猫写真家 編集●ASCII

2026年11月05日 12時00分

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猫瞳AFがありがたい瞬間。植栽の奥で少し油断してたのかここまで寄らせてくれた。2026年10月 ニコン Z5II C

 外で猫を見かけたとき、持っててよかったと思うのが望遠レンズ。超望遠じゃなくても、遠くの猫にぐぐっと迫って撮れるのはありがたい。

 ここ数ヵ月、新製品のデジタル一眼をレビューする際、できるだけ望遠ズームレンズも借りて望遠猫を撮っていたので、ちょっとまとめて披露したい。

1型センサーで600mm相当
ソニー「RX10 V」

 最初はソニーの「RX10 V」。長年の沈黙を破って登場した、1型センサーの超望遠カメラだ。レンズ一体型なのでデジタル一眼とは呼ばないけど、この望遠性能はたまらない。

 かなり離れている猫でもこのとおり。600mm相当のパワーは絶大だ。

民家のガレージの奥。公道からでも600mm相当ならここまで寄れるのだ。猫もこっちをじろっと睨んだだけで、また昼寝に戻ってくれた。2026年7月 ソニー RX10 V

フルサイズミラーレスに望遠ズームを付けて400mm

 続いては、キヤノンのEOS R8 Mark II。フルサイズのスタンダードなミラーレス一眼だ。これに「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」を装着。望遠端でF8というのは決して明るくはないけど、昨今のフルサイズミラーレス一眼は高感度時の画質もいいので問題なし。

 アパートの階段の上でごろんと転がっていたチャトラだ。

階段の一番上でお昼寝してたチャトラ。くにっと折りたたまれた前足が可愛い。猫は高いところにいると安心するのだ。2026年9月 キヤノン EOS R8 Mark II

 同じくフルサイズミラーレス一眼のニコン Z5II C。EVFを省いて背面モニターのみにしたカメラに、高倍率ズームの「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」を装着。広角から超望遠までイケる約14.3倍のズームレンズだ。

 道路に出てきた黒猫。こちらと目が合って一瞬フリーズした瞬間をゲット。

猫が民家から公道に出ようとしてると察知し、しゃがんで待ち構えて撮った1枚。途中でこっちに気付いてフリーズした瞬間。きれいな黒猫であった。2026年10月 ニコン Z5II C

 冒頭の写真も同じ組み合わせの望遠端400mmで、茂みの奥に隠れていたチャトラ。ギリギリまで近づいて顔のアップを狙った。いい感じの迫力が出た。

 もう1枚。たぶん猫好きのおうちなのだろう。庭先に明らかに猫がくつろげるような場所が用意されており、そこでミケ系のハチワレが昼寝していたのだ。起こさないよう、遠くからそっと400mmで。

猫用に用意されたとおぼしき、タオルを敷いた棚の上で気持ちよさそうにしてるミケ系のハチワレ。起こさずにそっと400mmで。2026年10月 ニコン Z5II C

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