3回に渡ってレビューしている(1回目、2回目、3回目)Garmin(ガーミン)のスマートウォッチ「Venu 4」。すでに1ヵ月ほどテストしています。筆者が使っているのは45mmモデル。画面が大きく見やすく、ヘルスケア機能も充実。特に設定しなくても、身体の状態がモニタリングされるので、スムーズに使いこなせました。
飲酒やカフェインの摂取、運動、ベッドでの読書など、自分の生活を細かく記録できる新機能や心電図アプリなど、一般的なスマートウォッチから一歩進んだ機能も備えています。キャッシュレス決済機能もあって、Suicaを設定して使うことも可能。機能的にはApple WatchやGoogle Pixel Watchに競合するモデルと言ってもいいでしょう。
現在、Apple WatchやPixel Watchを使っている人が、Venu 4に乗り換える価値はあるのか? どちらも使ったことがある筆者の率直な感想を言うと、その価値は十分にあると思います。
Venu 4(中央)と、Apple Watch Series 10(右)、Google Pixel Watch 4(左)の機能と使い勝手を比べた。Venu 4はガーミン ジャパンからの借用品。Apple WatchとPixel Watchは筆者の私物
バッテリー持ちを重視するなら
最大12日間使えるガーミンがおすすめ
Venu 4がApple Watch/Pixel Watchに勝る優位性として、まずバッテリー持ちが挙げられます。Apple Watch Series 11の動作時間は通常使用で最大24時間。Pixel Watch 4は常時表示で最長40時間。一方、Venu 4は「スマートウォッチモード」(通常使用)で約12日間、ディスプレイを常時表示にしても約4日間使い続けられます。さらに「バッテリー節約ウォッチモード」に切り替えると、約25日間もの継続使用を見込めます。
筆者は入浴時以外はウォッチを装着し、睡眠時のモニタリングもして、毎日1時間程度のウォーキングを計測しました。その結果、バッテリーは8〜10日くらい持ちました。つまり、充電は週に1回で済みます。
なお、ディスプレーの常時表示をオンに切り替えると、4日目に残量が10%以下になりました。4日持たせるのは厳しいかも……という印象ですが、常時表示をオフにしていても、腕を上げたり、画面をタップしたりするだけで素早く点灯するので、常時表示をオンにする必要性は感じませんでした。
Apple WatchやPixel Watchを使っていて、バッテリー持ちに不満を感じている人は、Venu 4への乗り換えを検討する価値は十分にあるでしょう。
アナログウォッチに近いデザインも大きな魅力
Apple Watchの文字盤は角丸のスクエアで、それが象徴になっているとも言えます。Apple Watchのデザインを模したスマートウォッチもたくさんあります。一方、ガーミンのスマートウォッチは文字盤が円形のものが多く、パッと見ではフツーの腕時計に見えたりします。特にVenu 4はフレームがメタルなので、アナログ時計のような文字盤を設定すると、デジタルガジェットの印象はかなり薄れます。
なお、Pixel Watchの文字盤も円形ですが、エッジが曲面でドーム状になっているため、フツーの腕時計には見えません。ガジェット感が強めです。
デザインの好みは人それぞれですが、多くの人と被るデザインを避けたい人や、アナログウォッチに近い保守的なデザインが好きな人は、ガーミンとの相性はいいかもしれません。
ガーミンはiPhone/Androidのどちらでも使える
Apple WatchはiPhone、Pixel WatchはAndroidのスマホとしかペアリングできません。一方、ガーミンのスマートウォッチはiOSとAndroidの両方に対応しています。現在、iPhoneとApple Watchを使っている人がiPhoneからAndroidに機種変更した場合、Apple Watchは使えなくなってしまうわけです。
スマートウォッチは3年くらいの継続使用を見込めるので、その間にスマホを買い替える可能性がある場合は、両方のOSに対応しているほうが安心です。iPhoneとAndroidの2台を使っている人にも、ガーミンならどちらでもペアリングできて便利です。ただし、2台のスマホと同時に接続はできません。






























