篠原修司のアップルうわさ情報局

アップルの画像生成AI、ついに改善? iOS 27でGenmojiも高画質化か

文●篠原修司

2026年06月03日 20時00分

 アップルがiOS 27で「Image Playground」と「Genmoji(ジェン文字)」の画像生成モデルを大幅にアップグレードする予定だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が最新のニュースレターで5月24日に報じた。

 Image Playgroundはアップル独自のAIで好きな画像を生成できる機能だ。Genmojiはオリジナルの絵文字をAIで作成できる機能で、どちらもiOS 18.2で初めて登場した。しかし、生成される画像のクオリティは他社の画像生成AIと比較してかなり見劣りしており、とくにImage Playgroundはお世辞にも良いとは言えないものだった。

 Gurman記者によると、アップルはこの状況を改善するためにImage PlaygroundとGenmojiの自社モデルを改良しており、今年のiOS 27では画質が大きく向上する見込みだという。

 Image PlaygroundとGenmojiの画像生成がいまひとつだった背景には、これらの機能がデバイス本体だけで動くオンデバイスAIで処理されていることもある。クラウドに頼らずiPhoneやMacの中だけで完結するためプライバシー面では安心だが、その分性能に制約があり、画質が犠牲になっていたとみられる。

 新モデルが引き続きオンデバイスで動作するのか、それともクラウドの力を借りるのかは現時点では不明だ。

 さらにアップルはImage Playgroundで、他社の画像生成AIモデルもサポートする予定だという。現在はChatGPTの画像生成に対応しているが、グーグルのNano Bananaなど競合他社のモデルにも対応範囲を広げていく見通しだ。

 Image Playgroundのデビュー当初の画質の悪さに失望していたユーザーも多かったはずなので、今回の進化は素直に喜ばしい。はたして他社の画像生成AIに追いつけるレベルまで進化できるのか、iOS 27の正式発表が楽しみだ。

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