篠原修司のアップルうわさ情報局

アップル初の折りたたみ「iPhone Ultra」、米国以外は発売まで数ヵ月待ち?

文●篠原修司

2026年08月17日 20時00分

 アップルが9月に発表するとうわさの初の折りたたみ式iPhone「iPhone Ultra」は、発表されても当初は米国のみでの発売となり、その他の国では数ヵ月待たされる可能性があるという。オーストラリアのメディアChannelNewsが独占情報として8月13日に報じた。

 同紙が現地の通信キャリアと大手小売業者から得た情報によると、折りたたみ式iPhoneはiPhone 18 Proシリーズと同時に発表されるものの、9月の発売時には店頭に並ばないという。まずは米国市場で発売され、その後2〜3ヵ月かけて中国などの主要市場に順次展開される見込みだそうだ。

 この段階的な発売の理由は、供給の遅れと「価格の問題」だという。また、同紙が中国で取材したサプライヤーは「すでに製造された量産モデルのテストでも問題が発生している」と話しており、9月8日のイベントでは価格すら発表されない可能性があるとのことだ。

 サプライヤーの話では、量産開始は当初2026年6月に予定されていたが8月初旬にずれ込み、その日程もさらに遅れているという。2026年後半の製造台数はわずか700万台にとどまる計画とされており、世界中の店舗に初日から在庫を用意するのは難しそうだ。

 アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏も先月、折りたたみ式iPhoneはiPhone 18 Pro/Pro Maxと同時に発表されるが、予約開始は後になると予測していた。2017年に9月の発表から発売まで待たされたiPhone Xと同じパターンになるという見立てだ。

 なお、米メディアMacRumorsは、2024年発売のVision Proも当初は米国のみで発売され、日本や中国では約4ヵ月遅れの6月、オーストラリアや欧州では7月に発売された前例を取り上げている。

 生産台数の少なさ、店舗の受け入れ準備、アップルにとって新カテゴリーの製品という3つの理由は、初の折りたたみiPhoneにもそのまま当てはまりそうだ。

 iPhone Ultraは開くと約7.7〜7.8インチ、閉じた状態では5.5インチの外側ディスプレーを備え、価格は2000ドル(約32万円)を超えるとうわさされている。発表イベントは9月8日か9日に開催される可能性が高いという。日本でもすぐに買えるのか、続報を待ちたい。

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