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摂取カロリーが自動で記録される「からだメイト Watch」を2週間使ってみた (2/2)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集● ASCII

2026年08月16日 12時00分

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最大の特徴は「生体電気インピーダンスセンサー」

 本体には光学式心拍センサー、血中酸素レベルを測定するセンサー、皮膚温度センサーなど9つのセンサーを内蔵。からだメイト Watchの優位性として「生体電気インピーダンスセンサー」というものも搭載されています。このセンサーによって摂取カロリー量が推定され、身体の水分バランスの変化もわかります。

からだメイト Watch

光学式心拍センサー、血中酸素レベル用赤色及び赤外線センサー、生体電気インピーダンスセンサー、皮膚温度センサー、地磁気センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、気圧センサー、照度センサーを装備。さらに、GPS機能も搭載する

 摂取カロリーと水分バランスの測定には、生体データの解析に実績がある米HEALBE社の「FLOWテクノロジー」という特許技術が用いられています。シャープは日本国内での独占ライセンスを取得しており、これらの機能は、からだメイト Watchだけのアドバンテージと言えます。

 筆者は「あすけん」というアプリで食事を記録していますが、正確に記録するのは難しく、また、食べたもののすべてがエネルギーとして体内に吸収されているかどうかはわかりません。食事を記録することなく摂取カロリーが表示され、消費カロリーとの収支までわかるのは画期的。この機能のためだけでも、買う価値があると感じました。

からだメイト Watch

着けているだけでカロリーバランスがわかるのは便利この上ない

スマートウォッチとしての基本機能には十分満足

 からだメイト Watchは、スマートウォッチとしての標準的な機能も備えています。運動を記録する「エクササイズ」は、GPS付きなので、ランニングやウォーキングの経路を記録することも可能。スマホの通知機能があり、かかってきた電話に応答することもできます。

からだメイト Watch

ウォーキングの結果画面。歩いた経路、心拍数の変動など、かなり細かく記録される

 天気、アラーム、スマホのカメラの遠隔シャッター、音楽再生のコントロールといった機能も搭載。ただし、NFCは搭載しておらず、キャッシュレス決済機能は備えていません。SuicaやPASMOを使えなくてもいいのなら、Apple WatchやPixel Watchなどからの乗り換えを検討する価値はあるでしょう。

からだメイト Watch

スマートウォッチとしての標準機能には不足はない

摂取カロリーの記録までに時間がかかることも
小さな不満はあるが、それでも使い続けたくなる

 まだ使い始めてから、さほど経っていませんが、不満を感じている部分はあります。しかし、大きな不満ではなく、いずれも「まぁ、しょうがないかなぁ」と思える小さな不満です。

 まず、不便に思ったのが、摂取カロリーが記録されるまでに時間がかかること。シャープのウェブサイトによると、食事が体内に吸収されるには5〜9時間程度かかり、食事内容によっては10時間以上かかるとのこと。

 なので、カロリーの収支を見て、「カロリーがマイナスなので夕食を豪華にしよう!」「プラスになってしまったので、ちょっと走りに行こう!」といった行動に結びつけるのは難しいかもしれません。寝る前はマイナスだったのに、朝起きたらプラスということもあったりします。

 次に電池持ち。最大2日の連続使用を見込めるそうですが、うっかり充電し忘れて、残量がピンチになったことが何度かありました。摂取カロリーの記録のために常時装着しているのが前提なので、お風呂に入るタイミングで毎日充電するといいかもしれません。

からだメイト Watch

充電時間は約55分。摂取カロリーを正しく計測するために長時間は外したくないので、筆者は毎日30分程度充電するようにしている

 使い始めた当初、ウォッチに表示される摂取カロリー量が一向に増えず、スマホの「からだメイト」アプリを起動して同期すると、ドンと増えるといったことがありました。

 そのため、最近はときどきアプリを起動して同期するようにしています。ですが、同期に若干時間がかかるのが気になるところ。今回はiPhone向けアプリでしか試していませんが、改善を期待したいところです。

からだメイト Watch

「からだメイト」アプリは使い勝手はいいのだが、もうちょっとスピーディーに同期されるとうれしい

 運動をしていることを自動で検出し、「エクササイズ」の起動に導いてくれる機能があるのですが、Apple WatchやPixel Watchに比べると検出に時間がかかる印象。また、検出された後、「エクササイズ」で計測する場合、その時点からの運動が記録され、それまでの運動をさかのぼって記録することはしてくれません。そこも少し気になりました。

 といった些細な不満点はあるものの、それでもやはり、摂取カロリーが自動計測されるのは大きな魅力。表示される摂取カロリー量に一喜一憂し、自ずと食事の量を気づかうようになってきました。

 果たして、記録される数値は本当に信用できるものなのか? 次回のレビューではそこを掘り下げていきたいと思います。

 

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