カーライフを助けるモバイルバッテリーをガチ検証!

エンジンがかかった! モバイルバッテリーで車を動かす! (2/6)

文●藤山哲人 編集●末岡大祐/ASCII.jp

2015年07月24日 12時00分

使い方はどれもほぼ同じで簡単! そして安全!

 1回目に紹介した救援車のバッテリーを借りる手順に比べたら、使い方は超簡単。製品によって、わずかに手順が違う場合もあるが、どれも同じように使える。

※手順はマニュアルを元にしています

1、付属のブースターケーブルをバッテリーのマイナスに接続

黒いケーブルをマイナスに接続する。プラスから接続しても大丈夫だが、プラスとマイナスを間違えて接続するのだけは避けよう

2、次に赤いケーブルをバッテリーのプラスに接続

救援車で使ったブースターケーブルと違い、ケーブルの反対側がクリップではないので、ショートの心配が少ない。これもモバイルバッテリーのメリットだ

3、クリップと反対側のコネクターをバッテリーに接続

わずかにパチ!となる場合もあるが、火花も散らず怖さを感じない

4、エンジンの振動で落ちない場所に置く

エンジンの振動により、モバイルバッテリーが動くので気をつけよう。2人いる場合は相方に持ってもらうといい

5、製品によっては中継器のスイッチを押す

製品によっては中継器が電子制御になっていて、安全前装置やバッテリーの状態に応じた制御を行なう。そのスイッチを入れる場合もある

6、運転席に戻ってイグニッションON!

少しアクセルを開けて10秒ほどセルモーターを回す。1発でかからなかった場合は、1分くらい休ませてからもう1回セルモーターをまわしてみよう

 よほどのことがなければ、これでエンジンがかかる。どのバッテリーでも禁止事項になっているのは、連続してセルモーターを回すこと。セルモーターを回す際、バッテリーは大電流を放出するため熱を持つ。連続して行なうと過熱して大変危険だ。必ずある程度時間を空けて(1分ほど)、冷やしてから再チャレンジしよう。

 次のページからは、今回セレクトした編集部オススメのモバイルバッテリーを詳しく紹介しよう。


(次ページでは、「バッテリーそのものの性能を検証!」)

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