カメラの機能はお値段以上
アウトカメラはメイン(約1600万画素)、広角(約800万画素)、深度センサー(約200万画素)という構成で、AIによるシーン識別にも対応しています。2万円台の格安モデルながら、広角撮影を楽しめることはメリットと言えるでしょう。
実際にいろいろなシーン・被写体を撮影してみたところ、メインカメラはナチュラルな色・明るさで撮れました。屋内では若干暗めに写りますが、それもナチュラルで、不自然に明るく写るよりはいいかなと。夜景をきれいに撮れる「スーパーナイト」モードも備えています。
深度計測用のカメラを備えており、「背景ぼかし」モードでも撮影可能。ぼかしのレベルを調整して。被写体が際立つ写真が撮れます。また、撮影後に「フォト」の編集機能でぼかしを再調整することもできます。
動画は最大4K(30fps)で撮影可能。簡単にBGM付きのショートムービーを作成できる「Vlog」モードも搭載しています。テンプレートを選んで、いくつかの場面でカメラを向けるだけで、カメラを自ら動かすことなくエフェクトで動く映像が撮れる仕組み。6つのテンプレートが用意されていましたが、もっとあってもいいのにと思ったほど。動画サイズはフルHDになりますが、フルHDのほうがSNSで共有しやすいという利点があります。
ディスプレー左上のパンチホールに搭載されたフロントカメラは約800万画素。「ポートレート」モードにして背景をぼかしたり、顔を細くしたり、肌を明るくしたりできる補正機能もあり、セルフィーを楽しむためのひと通りの機能は揃っています。
【まとめ】コスパを最重視する人にオススメ
おサイフケータイと防水・防塵に対応していることもセールスポイント。防水・ 防塵は、多くの機種が取得する「IP68」よりもワンランク性能が低い「IP57」ですが、濡れた手で触っても、画面に水滴が付いても安心なレベル。
筆者はほとんど使わなかったが、ソフトバンクの5G向けコンテンツにすぐにアクセスできるショートカットもプリセットされています。
Libero 5Gは、突出した機能はないが、シンプルで使いやすい。いい意味でカジュアルなスマホという印象です。これを買っても「5Gスマホを買った!」という感動はないかもしれませんが、5Gはもはや「当たり前」というフェーズに入ったのかもしれませんね。Y!mobileは利用料金が安いことも利点。コスパを最重視する人は検討の価値がありそうです。
Y!mobile「Libero 5G」の主なスペック | |
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メーカー | ZTE |
ディスプレー | 6.5型液晶(19.5:9) |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 約77×166×9.2mm |
重量 | 約201.7g |
CPU | Snapdragon 690 5G 2GHz+1.7GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) |
OS | Android 11 |
5G最大通信速度 | 下り最大1.8Gbps |
5G対応周波数 | サブ6 |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ | アウト:約1600万画素(標準) +約800万画素(超広角) +約200万画素(深度) /イン:約800万画素 |
バッテリー容量 | 3900mAh |
連続通話時間 | 約2615分 |
連続待受時間 | 約497時間(FD-LTE)/約509時間(AXGP) |
FeliCa/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○(IPX7/IP5X) |
生体認証 | ○(指紋) |
イヤホン端子 | × |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ブルー、ホワイト、レッド |